骨粗しょう症患者の歯科治療にはどんな問題があるのか? 盤橋駅バランス歯科病院・柳成勲院長インタビュー
骨粗しょう症の薬を服用していて、歯科治療を受けても大丈夫か悩んだことはありませんか。
実は、この点をよく知らないまま治療を受けて問題が起きる方も少なくありません。
特に、抜歯やインプラントのように骨に触れる治療は、思わぬ危険を招くことがあります。今回のインタビューでは、柳成勲院長とともに、骨粗しょう症の薬が歯科治療にどのような影響を与えるのかを分かりやすく解説しました。

(左:正常な骨 / 右:骨粗しょう症の骨)
骨粗しょう症というと、骨は外側に硬い皮質骨があり、その内側には「マロウ」と呼ばれる網目状の構造があるのが一般的な骨の構造です。焼肉のカルビの骨の中を思い浮かべると、とても分かりやすいと思います。骨粗しょう症では、この網目状の構造の隙間が大きくなり、骨が弱くなってしまいます。

(骨粗しょう症患者の顎骨とインプラント治療の例示画像)
実際には、弱くなった背骨や脚の骨を改善するために骨粗しょう症の薬が処方されます。これらの薬は骨を作る細胞を活性化させ、骨を吸収する「オステオクラスター」の働きを弱めることで骨を強くします。この考えのもと、骨粗しょう症の薬は数十年前から広く使われてきました。全身の骨を強くする必要があるため、下顎骨や上顎骨の骨も同じように硬くなります。
骨を硬くはするものの、問題が起きる理由は、実際によく行われる治療の中で骨が露出する治療が歯科治療に多いからです。例えば抜歯や歯周病で歯を抜く場合など、骨が見える状況が生じます。その際に重要だと分かったのは、骨は硬くなっているものの活性度が低下しているため、硬く된骨の治癒が非常に遅れるという点です。
そのため、抜歯をしても骨がうまく再生しないということが確認されました。
歯科治療を受けないわけにもいかず、骨粗しょう症の薬をやめることもできないため、このような相反する状況から薬は少しずつ改良されてきましたが、「完璧な薬」と言えるものはまだありません。したがって、一般的には骨粗しょう症の薬を服用している方は、骨が露出する治療はできるだけ避けることが望ましいです。多くの場合、薬の休薬期間を設けるなどして改善を図ることはできますが、それでも骨が治らないケースもあります。
これは患者さんにとって非常に辛い経験になり得るため、骨粗しょう症の薬を服用している方は、抜歯や深い歯周治療、インプラント埋入などの処置にはより慎重になる必要があります。

(パンギョ駅 バランス歯科病院/柳成勲 代表院長)
さまざまな検査法やガイドラインはありますが、あくまで目安にすぎません。数値が良く見えたり、休薬期間を取るようにと言われたりしても、骨粗しょう症の薬はすでに骨の中に作用しており、骨の活性は低下し、硬くなった骨が残っています。ですので、休薬期間が必ずしも信頼できる指標とは言えないと私は考えています。
骨粗しょう症の薬を服用している方は、専門性の高い歯科医院で診療を受け、専門医と十分に相談したうえで治療方針を決めることが望ましいと思います。
(バランス歯科病院 公式ホームページ https://www.balancedental.co.kr)
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